降圧剤と減塩と総コレステロールについて

高血圧の治療には降圧剤が用いられるのですが、降圧剤だけを服用していれば良いというわけではありません。降圧剤を使用するだけでは高血圧の根本的な治療にならないため、普段の食生活から見直していくことが大切です。塩と高血圧の問題から減塩という非薬物治療法が注目を集めています。誰でも簡単にできる減塩は降圧効果があり、リスクなどもないと考えられています。減塩すればするほど血圧低下効果は大きいとされていますが、実際にはそれほどこの対策は進んでいません。味付けを少しずつ変化させて薄味に慣れることにより、減塩できるようになると言われています。まずは塩分の必要摂取量から目標摂取量を考え、減塩の効果をいろいろ調べてみると良いでしょう。総コレステロール値というものを気にしている人も多いかもしれません。コレステロールは細胞の細胞膜を作ったり、ホルモンの原料となったりするものであり、人間が生きていくために必要不可欠な成分です。多くは肝臓で作られますが、不足分は食物から摂取することになります。総コレステロール値が高いと不健康だというイメージを持っている人も多いでしょう。ちなみに、コレステロールは脂肪で血液と交じり合わないため、実際にはタンパク質やリン脂質と結びついて血液中に溶けたものを測定しています。コレステロールには二つの種類があり、動脈内に沈着して動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中の原因となるのが悪玉、それらを取り除き肝臓に戻す役割をするのが善玉と呼ばれています。高血圧対策の基本として減塩が大切とされているのは、血液中の塩分濃度が高くなると水分で薄めるために血液量が増加してしまうためです。それが高血圧の原因となるのですが、高血圧になると血管が傷つき、その傷に悪玉コレステロールが沈着しやすくなってしまいます。総コレステロール値を下げるため、減塩についていろいろ知っておくと良いでしょう。



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