メインテートの飲み忘れに対する対応

メインテート錠は病院で処方される錠剤です。
心拍数を抑え心臓にある交感神経を活動させるβ受容体を遮断する作用があります。
これにより心拍出量(心臓から送る血量)を減らして交感神経を抑え血圧を下げる降圧剤の役割があります。
また血圧上昇を抑える以外にも、心臓の過剰な働きを緩やかに調整するので軽度~中度の高血圧症・狭心症・不整脈・慢性心不全を治療する効果もあります。

薬を内服してから血液中で薬の濃度が最も高くなるのは約3時間後と言われます。
それからさらに約9時間後に血液中で濃度が半分になりますが、メインテートの効果は約1日持続するよう配合されているので1日1回の服用で十分です。
用法・用量は病気や症状によって異なりますが、どの症状でも通常、成人は1回1錠を1日1回服用します。
もし飲み忘れの場合は気がついた時にできるだけ早めに服用して下さい。

薬の飲み忘れは症状の悪化や心筋梗塞のリスクを伴います。
但し次に飲む時間が近い時は忘れた分は服用せずに1回分空けて下さい。

例えば朝の飲み忘れに夜気づいた場合、12時間以上間隔を空けた方がいいので朝に飲み忘れた分は服用せずに翌日の朝から通常通り飲んで下さい。
1日の飲み忘れで急に体調が悪くなる事はないので安心して下さい。
1日2回(朝・夕の服用)の場合は朝に飲み忘れても通常服用する時間の3時間後までは朝の分を飲んでも大丈夫です。
その際は夕方の薬を遅らせて飲みましょう。
4~5時間経った場合は朝の分は服用せずに夕方の薬を必ず服用して下さい。
夕方の薬を飲み忘れた時は寝るまでに飲みましょう。
1日3回の場合は飲み忘れてから1~2時間後位なら飲んでもよいです。

それより遅めに気づいた時は忘れた分は服用せず次から飲むようにしましょう。
食後というのは飲む時間の目安なので必ず食後に飲むべきという事ではありません。
降圧剤を複数飲む人はそれだけの量を飲まないと血圧が下がらないので飲み忘れると血圧が上がる可能性があります。
注意しましょう。絶対に2回分を一度に内服しないで下さい。

間違えて多く飲んだ時は医師又は薬剤師に相談しましょう。
また医師の指示なしに自己判断で飲むのを止めないで下さい。
特に副作用はないですが、勝手な判断で急に止めると非常に危険な薬で、症状が悪化したり心筋梗塞や狭心症、高血圧発作を引き起こす恐れがあります。
服用を止める時は少しずつ減量しましょう。
そしてメインテート服用が長期にわたる場合は心機能検査を定期的に受けましょう。



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